【比較】カリマー トリビュート40とミレー クーラ40をレビュー
カリマー社のトリビュート40とミレー社のクーラ40を比較レビューします。
両方ともトラベルバックパックにも使える多機能パックです。
カリマーはイギリスの会社で、ミレーはフランスの会社で、両方ともヨーロッパの会社です。
デザインも方向性も似ています。
価格も1万円ちょいで購入出来るのもうれしいポイントです。
比較して分かった違い
・固くて頑丈なカバンです。トリビュート40は表皮の生地が固いです。クーラ40は背中に骨組みが入っていて固いです。
(クーラ40も表の生地は固いですが、側面の伸縮部分は柔らかい生地になっています。)
私の個人的な感想は、背中が固い方が私は好みです。
・デザインがシンプルです。クーラ40はよりシンプルですが、意外とポケットが多いです。
・収納量が40Lですが、トリビュート40の横がポッコリお腹かクーラ40の背が高いか、の違いです。
・背負い心地は流石に両社は登山メーカーです。トリビュート40は背面パッドは、肩と腰に当たる上下が盛り上がった構造です。クーラ40の背面パッドは中心が盛り上がった構造です。私の個人的な感想は、トリビュート40は背面パッドの方が腰にフィットします。
決定的な違いは、ココ
・クーラ40は背が高く、背負い姿が後ろから見ると、背負った人の首まで隠れてしまいます。
・横姿がトリビュート40のサイドコンプレッションストラップを絞るとの横がポッコリ出てしまいます。
・上下2気質構造は、クーラ40です。靴を入れるのに便利です。又、内部の仕切りはジッパーで一つの部屋にも出来ます。
しかし、クーラ40は1点残念なのがPCスリーブが上側に有り、重いPCを入れるとバランスが悪くなります。重量物は下側に入れた方がバランスが取りやすいです。


細かい配慮こそが、定番の理由
細かい配慮は、代表例はカッパです。トリビュート40はメインポケットの側面にカッパが収納されています。
クーラ40は下側底のポケットに収納されております。
ナイロンで頑丈に作りで、大雨はカッパで防ぐ配慮が親切設定だと感じます。
PCスリーブの比較
東芝製ノートPC B253/21J 15.6インチ(外径寸法:約380.0 (幅)× 242.0 (奥行)× 28.4~33.4 (高さ) mm、重量 約2.4kg)で実験して見ました。
カリマー トリビュート40は、ホームページに19インチまで対応との記載があります。
また、実験結果はPCスリーブに15.6インチノートPCは入りました。余裕度は、スリーブに伸縮が有り、まだ入りそうです。しかし、上部のベルクロ(留め具)が少しキツくなります。
背負い心地も、PCの重量を感じますが、私には軽く感じます。
ミレー クーラ40は、ホームページには収納量記載はありませんでした。
実験結果はPCスリーブに15.6インチノートPCは入りました。しかし、スリーブの位置が上部に配置されている為、PCが突き出てしまいチャックが閉めれなくなります。また余裕度は、スリーブに伸縮が有りますが、キツそうです。
背負い心地も、PCの重心を肩より上の首付近で感じ、バランスが悪いです。更に首を倒すとPCにぶつかります。
実験結果より、カリマー トリビュート40には15.6インチPCは入りますが、ミレー クーラ40には入りませんでした。(2021年3月3日現在)
まとめ
この商品は先端商品では有りません。むしろ基本の「き」です。
これらのトラベルパックは先端と言うよりも、ド定番の機能と値段で、仕事や旅行カバンでとことん使い倒すカバンです。
シンプルなデザインの物が先端の傾向有りますが、このカバン達は使い慣れた安心感と収納力です。
どちらも、細かく見ると設計思想が違うので、好きな方を選べば良いのでは無いでしょうか。
私は、普通のバックパック感が好きな人には、「カリマーのトリビュート40」をおすすめします。
背負い心地や荷物を小分けにしたい人には、「ミレーのクーラ40」をおすすめします。
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