【セイコー】キネティック アークチュラは、男心をくすぐる●●
こんにちは、てんきん28号.です。
こんかいは、【セイコー】キネティック アークチュラ(5M42)を、紹介します。
私は、腕時計も服と同じで、気分によって、時計も着替えています。
しばらく、アップルウォッチでしたが、在宅勤務から通勤が多くなったので、スーツに合うメタルバンドのアナログ時計が欲しくなりました。
昔は、時計のブランドや構造(自動巻き、手巻き とか)やデザインに、こだわったいました。
アップルウォッチを身に着ける様になってから、【新しいバージョン】や【電池の保ち】や【色】に、こだわる様になりました。
アップルウォッチを身に着ける様になってから、デザインも見ていましたが、均一なデザインの上での、バンド交換程度でした。
アップルウォッチを身に着ける様になってから、他人と被っても、逆に安心感が、ありました。
しかし、四角いボディや最新型よりも、丸くて古い腕時計が、欲しくなりました。
特に自分の歴史を知っている、マイ腕時計が欲しくなりました。

レビュー
キネティック アークチュラて、何?
1997(平成9)年発売のキネティックアークチュラは、ヨルグ・イゼック氏がデザインした事が有名です。
この当時は、丸いデザインと無機質な金属ボディーのデザインの腕時計は、結構ありました。
しかし、少し粗い様に見えるデザインも、直感的に見て面白いと思える物はキネティックのみでした。
ソニーの出井さんやAppleのジョブスさんの様な、技術に溺れない、情緒的価値観や意味的価値観を示した腕時計でした。
事実、大学生の私は、雑誌「世界の腕時計」でキネティックに惚れて、バイトして購入しました。
当時の私が惚れたポイントは、キネティックの発電技術では無く、デザインに惚れて購入しました。
さらに、機械式の様な発電する駒で電気を発電しボタン電池に蓄電する構造が、当時のエコブームに乗っていました。
人気の方は、日本国内ではソーラー発電が人気で、海外ではキネティックが人気でした。
当時は、セイコーはキネティック(自動巻きギミック)対シチズンがエコドライブ(ソーラー発電)が、シノギを削っていました。
セイコーも、直ぐにソーラー発電の腕時計を、発売していました。
最近では、国内ではキネティックを、あまり見ません。
さらに、グランドセイコーのスプリングドライブの基礎になった構造とも、思えます。
※1986年頃 AGMと命名。
1988年頃 AGS(=Automatic Generating System)に名称変更。
1997年頃 KINETICに名称変更。
名前の意味
Kineticとは、ギリシア語の【動く】が、語源です。英語では【運動の〜】を表す形容詞です。
Arcturaとは”Arc(アーク)(円弧、弧線)”と”ACTURUS(アークトゥルス) (うしかい座α星)”との造語になります。
時計のフェイスの右側の12時から6時までのArc(アーク)(円弧、弧線)が、名前に表しています。
当初は勘違いしましたが、Arc(アーク)は、動きません。
時計のフェイスのArc(アーク)が、時間に合わせて動くと「ムーン フェイス」の様に、動くものと勘違いしていました。
Arc(アーク)のプリントも、粗めのドットプリントで、少しガッカリした記憶があります。
今頃購入した、きっかけはGショック
2022年に入って、Gショックを購入した事が、アナログ腕時計回帰のキッカケでした。
G-ショックのGA-2100は、オーデマピゲの様なデザインで、素敵でした。
しかし、ゴムバンドだったのでスーツに合わせずらかったので、メタルバンドの腕時計が欲しくなりました。

アナログ腕時計→デジタル腕時計→アップルウォッチ→アナログ腕時計にまた戻ってきました。
私は、時計を時間も知れるアクセサリーと、思っています。
だから、腕時計もデザインを、重視します。
アップルウォッチのみ愛する事も、良いと思いますが、いい意味で薄ペラく感じました。
歴史や構造知識やマナーや他社の動向や世界の腕時計の動向も知っていると、深みが有ります。
アップルウォッチを身につけてから、腕時計知識の探究を、辞めてしまいました。
キネティックは、もう20年以上前の時計になりますが、いまだに動いてくれます。
私のキネテック アークチュラの歴
セイコー キネテック アークチュラを、1997年に購入し、2〜3年使用しました。
学生時代に購入したので、安い¥50,000のスチール&ウレタンバンドのSBVW015を、購入しました。
それが、失敗の始まりと言うか、長持ちの始まりでした。
失敗と思ったのは、1年に1回ウレタンバンドが切れて、使わないと電池が無くなり、動かなくなったからです。
長持ちした事は、このデザインに惚れて、購入したので、どうしても捨てれずに保管していたからです。
保管期間は、約20年以上です。保管場所や保管方法は、特別な事は何もしていませんでした。
約10年毎に、思い返しては、部品もオークションサイトで漁っていました。
やっと、良い出物がありましたので、修理する事ができました。
昔の部品を使用したかったのですが、ネジは錆びて、ほとんど使用出来ませんでした。
二個目と三個目の部品がメインで、サンコイチにして復活する事が、出来ました。
使用感は、現代の時計と比べて、重い様に感じます。
自動車運転中のハンドルを握っている時や、電車の吊り革を握っているときは、時計の重さを感じます。
また、時計のバンドのサイズ調整が難しく、駒1個の差が大きいいです。
デザインは現代的ですが、重量やサイズ感は、昭和感が有ります。
型番呼びに疑問?
現在では、ボディに表示されている【5M42】型番呼びする人がほとんどですが、購入当時は【SBVW025】とか【STVW027】て、言っていました。
【SB〜】ラージサイズ。横幅が約39mm(リューズ含)だったと記憶しています。
【ST〜】スモールサイズ。横幅が約36mm(リューズ含)だったと記憶しています。
現在、中古品市場で流通している物は、ほとんど【SB〜】だと思います。
外観からの違が無い事と、ボディに型番は表示されて無いので、横幅から推測するしかありません。
また、当時は【ST〜】は人気が無かったので流通量が少ないと、勝手に推測します。
女性からすると、「ゴツい」ただの時計で、もっとエレガントな物を購入するでしょう(←推測です)。
また、男性からすると、少し小さ過ぎた事が流通量が、少ないと推測する理由です。
●SB/ST以降の表示は、以下になります。
・〜VW023 チタンのワンピース構造。チタン・ブレスレット。アークが黒色
・〜VW025 ステンレススチールのワンピース構造。ステンレススチールブレスレット
・〜VW027 一部硬質コーティングのステンレススチールのワンピース構造。025のブレスト同じ
●ここから下は、SBの1種類しかありません。
・SBVW015 ステンレススチールのワンピース構造。
ブレスは、ステンレススチールとウレタンの組合。
・SBVW014 VW015と同じ。アークが黒色。
・SBVW003 一部硬質コーティングのステンレススチールのワンピース構造。
ブレスは、ステンレススチールとウレタンの組合。
・SBVW001 VW015と同じ。アークが青色。文字盤が灰色。
・SBVW013 ダイバーモデル。一部硬質コーティングのステンレススチールのワンピース構造。
20気圧防水。ブレスは、ステンレススチールとウレタンの組み合わせ。
・〜SBVW012 ダイバーモデル。一部金メッキ。アークが黒色。文字盤が灰色。
ステンレススチールのワンピース構造。20気圧防水。
ブレスは、ステンレススチールとウレタンの組み合わせ。
●ここから下は、シリコンバンドと2ピースボディーになります。
・SBVW005,007,009,021,017
ステンレススチールとプラスチックを組み合わせた2ピースボディー。
バンドは、シリコンバンド。
アーク無。
バックルがパカパカになる問題が唯一の難点
メタルバンドは、今どき珍しくDバックルの観音開きタイプです。
Dバックルの観音開きは、高級感が有ります。
しかし、年式相応の劣化なのか、構造状の問題か判りませんが、バックルがパカパカ自動外れします。
いまさら、交換部品も無いと思いましたので、社外品で探してみました。
ヒンジの幅が約6mmなので、幅が合えば、入ると思い実験してみました。
バックル尾錠幅が18mm(ヒンジ幅が約6mm)の観音開きの社外Dバックルと、交換出来ました。
バックルが自動で外れないので、精神的に楽になりました。
まとめ
腕を動かすたびに、発電する
バッテリー・フリー、なのにクォーツ
きっとウォッチの流れが変わる
セイコー キネティック アークチュラ
私をつき動かすもの
(【セイコー】キネティック アークチュラ SBVW003のCMから全文引用)
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