【グレゴリー】テールメイトXSは、圧倒的な収納ポケットと完成されたデザイン
【gregory】tailmate XS V2のご紹介になります。
このウエストバッグは、完成された収納力とデザインです。
手触りは、他社のウエストバッグと比べて、固く・厚手で、タフなアメリカ感があります。
見た目は、シンプルですが存在感もあり、1987年に発売されてから2014年と2019年にアップデートされていますが、時代を感じさせ無い堂々たる存在感です。
さらに外見は、小ぶりに見える独特の楕円形ですが、ストラップの根本まで荷物が入るスペースがあり、意外と荷室が広く設けられています。
レビュー
お出かけの時に、大きなバッグを持ちたくない人やシンプルなデザインが好きな人にオススメのウエストバッグです。
また、小旅行で衣類等の荷物をバックパックに入れてを背負って、財布等の小物をウエストバッグに入れて荷物ごとに分けて運用する方法でも、テールメイトXSはちょうど良い大きさです。
ジッパーの取手が茶色い革で、黒色ベースの無機質な表面のアクセントになり、愛嬌が有ります。
収納ポケットが多い
3.5L〜4Lクラスにしては、ポケットが多いです。
他社ですとポケットは1個あれば、いい方です。
テールメイトXSは、正面ジッパーポケットとメインジッパーポケット内にメッシュポケットと背面ポケットの計3個有ります。
鍵やスマートフォンやハンカチ等の小物が、他の荷物と混ざら無い様に、振り分け収納出来ます。
スペースを無駄に、しない構造
外見は、小ぶりに見える独特の楕円形ですが、根本に行くにしたがい、広くなる山の様な形になっています。
この形により、正面のポケットの収納量にゆとりが出来ていると思います。
ラグビーボール形ですと、正面ポケットの収納量がメインポケットに押されて、減少してしまいますが、山の形にするとメインポケットと正面ポケットの収納量を適正に配分出来る構造だと思います。
背板が硬めで、背負いやすい
この手のウエストバッグは、背板が柔らかい物が多いですが、私は背板が固い方が好きです。
さらに、背板が固い事により、背負い心地が安定する事もありますが、シュルダーストラップ根本のスペースが確保されます。
また、3Dエアーメッシュにより、夏場も涼しげです。
iPhone13が入るサイズ?
このカバンには、スマホポケットは、ありません。
しかし、強いて言えば、メイン荷室内にゴムポケットが1個あります。
スマホポケットに、iPhone13が入ってくれると、嬉しいです。
iPhone13を持っていないので、ほとんど同じサイズのiPhone11で検討してみました。
iPhone11のサイズは、6.1インチ(たて約15cm よこ約7.5cm あつみ約0.83cm)です。
もちろん、iPhone12やiPhone13の方が、厚みがやや薄いので、iPhone12とiPhone13も入ります。
(実機を所有しておりませんので、サイズから検討しております。)
ゴムポケットに、iPhone11(ケースあり)は、入りました。
しかし、クッション材が効いたカバンでは無いので、iPhoneはケースを装着してから、カバンに入れましょう。
名前の末尾が、よく解りません?
名前の末尾のV2とかXSが理解出来ません。推測してみました。
V2て何だろう?
「テールメイト XS V2」の「V2」の意味が解りませんでした。
種類が多いので、違う種類の物と勘違いしておりました。
日本のメーカーホームページには、V2表記は無いですが、販売サイトホームページには、V2表記がありましたので、ますます理解できません。
V2の意味は、判りませんが、現行品テールメイトのサイズXSとサイズSにV2の名前がついており、メーカーホームページには、V2表記は無いです。
2019年(筆者の推測ですので、間違っておりましたら、悪しからず。)のアップデート時に「スリーブポケットの追加」と「背面パネルの改良(旧:グリプションメッシュ→新:3Dエアーメッシュ)」が追加・変更されています。
変更されたモデルをV2と表示している様です。
旧グレゴリーロゴのシルバータグは、1997年~2015年迄ですので、旧ロゴは区別出来ます。
しかし、2016年から直線的なロゴに変更になりました。
その場合は、「2016年〜2019年以前のモデル」と「2019年以降モデル」で区別する為にV2表記があると思います。
また、メーカーホームページにはV2表記が無く、販売店ホームページにV2表記が有る理由を推測しますと、販売店は在庫を持つため、現行品と旧品との区別するためにV2表記していると推測します。
もしかしたら、V2のVはversionの略語なのかもしれません。2014年製品の改良2回目程度の意味かもしれません。
SとXSて何だろう?
SとXSは、サイズを表しております。
しかし、MサイズやLサイズが無いのでしょうか?
調べてみました。
1987年に発売当時は、Mサイズ(9.4L)とSサイズ(8L)の2本立てでした。
サイズMは、1993年~1996年の初期に廃盤になりました。
2006年にXSサイズ(3.5L)が追加されました。
更に面白い概念も併せて持たせたい様です。
Sサイズが約30年、継続販売されているので、「S」がスタンダードの意味もサイズと併せて持たせたい様です。
比較
ザ・ノース・フェイスのスウィープの収納量が4LでテールメイトXSが3.5Lなので、性格が近いスウィープと比較してみました。
初見で並べて見ると、スウィープの方が大きく見えます。
スウィープ単体では、昔の表記の6Lには見え無く、4Lだと納得しました。
しかし、テールメイトXSと並べると、同クラスには見えなく、スウィープが6L位あるように見えます。
しかし、収納ポケットがテールメイトXSの方が多いので、単純な使い易さではテールメイトXSに軍配が上がります。

拡張性
ミステリーランチのフォーリッジャー ポケットをシュルダーストラップに付けて、小物ポーチを増設してみました。
ショルダーストラップがやや細いので、フォーリッジャーポケットが大きく見えますが、ストラップに設置出来て便利アイテムです。

また、山と道のZip Packも設置出来るか実験してみました。
テールメイトXSのショルダーストラップがやや細いので、こちらも難なく設置出来ました。
こちらも、ショルダーストラップがやや細いので、Zip Packがやや大きく見えますが、便利アイテムです。

まとめ
【グレゴリー】テールメイトXSを、レビューしました。
圧倒的な収納ポケットの量と完成されたデザインでした。
小旅行や重いカバンを持ちたくない人にオススメのカバンでした。
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